2009年11月8日日曜日

Poppy Day

イギリスでは、2週間ほど前から、人々の胸にポピーが咲き乱れています。
日本で見る赤い羽根のような感じです。

最初に見たのはテレビのニュース。キャスターの胸に赤いバッヂのようなものがついています。
りんごにも見えるし、お花にも見えるし。
何かなあと思っていたところ、町の中にもこの赤いバッヂがあふれ始めました。
特に高齢者の胸に。

なんとなく、Veterans(退役軍人)がらみのものだろうなあと予測できたので、
やはり第二次世界大戦の敗戦国民である日本人が、街中で、「それは何ですか」とたずねるのもはばかられ、何だろう何だろうと思いながら過ごしていました。

そして、先日、日本人の方がこの赤いバッヂをつけていらしたので、これはチャンスと伺ったところ、ようやくポピーの花を象っていることが分かりました。

で、どうしてポピー?というと、第1次世界大戦の激戦地となったベルギーのフランダース地方。激戦で一旦は荒地になったこの地に、その後すぐ真っ赤なポピーが咲き乱れたとのこと。
第一次世界大戦の停戦が11月11日午前11時。その後、毎年、11月の第2日曜日が、Remembrance DayないしはPoppy Dayと呼ばれ、戦争を思い出し、軍人の死を悼む日とされているようです。


http://www.poppy.org.uk/

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