2010年1月26日火曜日

お呼ばれ

昨日、Kちゃんのスタディーグループのメンバーのおうちに、お呼ばれに行ってきました。
ホストは、アイルランド人のご夫婦。

集まったメンバーは、アメリカ人とインド人と私たち。
Home Partyでは、お食事の内容に気を使いますよね。
ただの好き嫌いという枠を超えて、宗教的なお食事の制限もありますから。

今回、作っていただいたのは、鶏肉のローストにお野菜の付け合せ。
これなら、インド人にも問題ないですね。

ホストのご主人は、Wiiにはまっていて、ソフトを沢山取り揃えており、
食事の後は、皆でWii大会。
とっても盛り上がりました。
任天堂、頑張っていますね。

そして、もう一つ話題になったのが、苗字。
アイルランド人カップルも、インド人カップルも、夫婦で苗字が異なります。
法的に結婚しているのかどうか、個人的な趣味で気になったので、伺ってみたところ、
夫婦別姓が認められているとのこと。
かつては、夫の苗字をとっていたとのことですが、その後、ダブルネーム(夫と自分の苗字を重ねる=ミドルネームに入れる)になり、現在では、別姓を取る人が多いとのことでした。
「名前が変わるというのはIdentityが変わってしまうもの。」とのご意見。私も納得でした。

ただ、一部の人は、結婚したことを皆に知らせたい(自慢したい?)ため、夫の苗字に変える人もいるとのこと。これにも、ちょっと納得。

また、子供が出来た場合には、子供は夫の姓を名乗るということでした。

別姓にした場合に困るのは、銀行で、夫婦でJoint Accoutを作るとき。苗字が違うということで面倒、との現実的な話も聞くことができました。

なかなか有意義なお話が聞けたお呼ばれでした。
我が家でもHome Partyしてみようかな。

お料理教室

先日、今年はじめてのお料理教室に行ってきました。
また、今年も、色々と教えていただこうと、張り切っています。

で、今回のメニューは、クレソンのスープ。
これは、私も、時々作っているメニューですが、野菜の味を生かしてあり、やさしい味わいでした。





そして、メインは、ターキーのミートローフ。
こちらでは、鶏の挽肉が手に入りません。
挽肉は、豚、牛、ラム、そしてターキーとなります。

鶏肉よりもターキーのほうが、淡白な味わいです。
1.5キロの挽肉を使って大胆に焼き上げます。
冷えてもおいしいので、HOME PARTYに最適ですね。

2010年1月25日月曜日

Catch Ball

運動不足になりがちな冬ですが、
我が家のGinちゃんは、屋内トレーニングをかかしません。

最近、上手になったのは、キャッチボール。
上手にできるときは、かなりの確率でキャッチします。

が、これの最大の弱点は、誰かが相手をしてあげなければいけないこと。
でも、このときのGinちゃんの集中力は半端ないです。

では、映像を下記のサイトからどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=ZL9gWgNNEwM

2010年1月23日土曜日

呪いの階段。。。

昨日の出来事です。

銀ちゃんが楽しく遊びに利用している絨毯敷きの階段。
ここで、昨日、事件が。

最近は、大抵、1階のリビングで過ごしている私たち。
インターネットをしたり、テレビを見たり、本を読んだり、編み物をしたり。
お茶を飲みたくなれば、キッチンにもすぐ行けますし。

そして、我が家のお手洗いは、1階と2階の間の、階段の踊り場に。
お手洗いに行くには、階段の上り下りが必要となります。

普段は、スリッパを履いて過ごしているのですが、昨日は、靴下のままでお手洗いに。
1階に戻ろうと、階段を駆け足で下りたところ。。。

ご想像のとおり、スルっと滑って、ドン・ズ・ズ・ズ・ゴツ。
尻餅のあと、数段、滑落。止まろうとしたときに、壁に肘をごつりです。
いったーい。
と、うずくまっていましたが、1階でインターネットをしているKちゃんからは何の反応もなし。
1分ほどして現れ、「銀がリビングから出ようとしてたから来てみたけど、あれ?大丈夫? さっきの音、便器の蓋を乱暴に閉めたんだと思ったよ。」と。
痛さと自分の哀れさに笑うしかない状況です。
しばらくすると、背中がひりひり。肘もジーン。
ちょっと擦りむけてしまいました。

痛さも収まり、ちょっと文句。
「気になる音がしたときには、『大丈夫?』とか、ちょっと呼びかけるくらいしてもいいと思うんだけど」
「次からそうするよ」
そして、呪いはおよそ1時間後に。

私がリビングでのんびりしていると、またドタッ。その後シーン。
これは何か起きたなと、2階をすぐに見に行きます。
すると、階段の途中で倒れている人が。
もちろん、Kちゃんです。
銀ちゃんと遊んでいたところ、つまずいて転倒。腕と肋骨をあたりを打ったようです。
こちらも痛さでゆがみ顔。
「銀のせいで転んだ」と。

先ほどのタタリですね。
銀ちゃんが、私の代わりに、思い知らせてくれたようです。

痛さと笑いの入り混じる夜となりました。
それにしても、階段、気をつけないといけませんね。
二人とも、たいしたことなくて良かったです。

カレッジ ランチ

Oxfordのカレッジでは、恐らくどこでも、ランチ・ディナーの提供があります。
カレッジは、もともと、学生や先生の家のような役割を持っていたのですから当たり前といえば当たり前ですが。
まあ、簡単にいえば、学食、寮の食堂といったイメージでしょうか。

カレッジは、30くらいあったと思いますが、歴史のあるカレッジのダイニングホールは、とても荘厳です。先日の、打ち上げGALAを行ったカレッジのダイニングホールは中間的な感じでしょうか。

で、こちらGreen Templetonのダイニングは?
食堂といった感じです。

ただ、2階にTea Roomがあり、こちらは、ちょっとCozy。



コーヒーや紅茶をいただきながら、のんびりするには、なかなかの場所です。

で、お値段ですが、私が知っているのはランチだけですが、
取ったものの内容によって、加算されていきます。
ちなみに、先日の私のランチは、お魚・サラダ・パンで、3.5ポンド。
残念ながらその日のメニューはイマイチでしたが、普段はもっと美味しいとのこと。
はずれの日でしたね。
でも、カレッジの中を覗けるので、お客様をお連れするのも面白いかもしれません。
もちろん、Dinnerにもお連れできますので。

2010年1月21日木曜日

お雑煮

旅行記も一応一区切りついたので、この間の我が家の状況をちょっぴりご報告です。

旅行から戻り、やっぱりお正月気分をもう少し味わいたいよね。
ということで、お雑煮を作ってみました。
レシピはインターネットから拝借。
いつもの味ではなかったけれど、やっぱりお雑煮はお正月気分を盛り上げてくれます。
野菜をお花型にしたのに、言われるまで気付かないKちゃん。
ちょっとガッカリ。。。



で、お天気はというと、帰ってきて1週間は、雪景色&雪散歩を楽しみましたが、流石に1週間ほどたつとベチャベチャに。
そして大雨が降って、雪は完全に溶けてしまいました。



段々と日が長くなるのを、日々体感していますが、春の訪れはまだまだ遠そうです。

2010年1月18日月曜日

旅行 番外編 フランダースの犬の謎

フランダースの犬の舞台、アントワープ。
アントワープを訪れる前日、レストランで意気投合したベルギー人家族に、「フランダースの犬」の話題を振ると、何のことかまったく分からないという状況。
「ほら。あの、アントワープのカテドラルで、クリスマスにネロとパトラッシュが死んでしまう話」と詳しく説明するも、何のことやら、ますます不明。
ガイドブックを見せ、ネロとパトラッシュの銅像まで見せたけれど、やっぱり埒が明きません。

「そのLittele GuyとDogのことは知らないけれど、アントワープ、楽しんできてね。カテドラルは素敵よ」と別れの挨拶。

この人たちだけが知らないんじゃないか。との疑念を抱きながら、いざアントワープへ。

カテドラルの中で、この謎を解き明かすDVDを発見。
早速見てみると。。。

このお話、実は、イギリス人の女性が書いた話。
ハリウッド映画に何度かなっているようで、そこから日本に伝わったとのこと。
でも、このお話のエンディング。ハリウッド映画では、原作どおりの悲しいバージョンもありますが、ハリウッド映画独自のハッピーエンドバージョンもあるとのこと。
つまり、ネロは死なず、絵のコンクールで優勝。パトラッシュとも教会で再会。
でも、これって、フランダースの犬じゃなくなってますよね。

で、なぜ、ベルギー人に受け入れられていないかというと、
この舞台が、フランダースらしくないとのこと。

ハリウッド映画も、NY郊外で撮られたようですし、
日本のアニメも、どうもオランダの景色になってしまっているとのこと。
しかも、アロアの服装も、オランダ風。
フランダースの人からすれば、受け入れがたいのも納得。
日本が舞台とされている話で、中国風のものが出てくるということですね。納得です。

というわけで、一旦は、ベルギーで報道されたこともあるようですが、その後、この話がベルギーで広まることはなかったようです。

とはいっても、大勢の日本人が、フランダースの犬をもとめてアントワープに訪ねてくるということで、ネロとパトラッシュの銅像が、ホーボーケンという街(ネロがおじいさんと暮らしていた場所)に立てられたようですが、この銅像、ちっともネロとパトラッシュに似ていないんです。
ネロは悲しそうな顔をしているし、パトラッシュは小さめだし。
訪れる日本人もがっかり。という状況。

結論としては、今後も恐らくベルギー人の間で受け入れられることはなさそうということ。

アニメ化するときは、きちんと舞台・背景設定しないとダメですね。
でも、カテドラルのルーベンスの絵は、ネロが感じた興奮と同じく、私を興奮させてくれました。

そして、もうひとつ、ミニ知識。
ルーベンスの絵の中に、実はワンコが描かれているんですが、このワンコ、ルーベンスの飼い犬を模しているとのこと。
そして、その名前が、パトラッシュだったそうです。

旅行 番外編 新たな必需品

旅行の必需品は、色々ありますが、今回は2週間、色々とあれこれ持っていきました。

まず食料。
ご承知のとおり、クリスマス、年末・年始をはさむ旅行。
食事にありつけないことは折り込み済み。
飢えないようにと、色々と食材を持ち込みました。
パンに、お菓子に、果物に、お茶に、粉末スープに、お味噌汁に、それから梅干も。。。

が、思いがけない事態が。
というのは、お湯が手に入らないのです。
ヨーロッパの安宿は、お部屋にコーヒーマシンや湯沸しポットがないんですね。
ラウンジで、インスタントコーヒーや紅茶を飲む機械が設置されている場合もあるのですが、基本的に、お湯は手に入らないようです。
というわけで、持っていった紅茶やら、スープやらを飲む機会はなかなか無く。

次回、長期旅行の際には、小さな湯沸しポットを持っていこうと心に決めた旅でした。

そのほかにも、必需品は、色々。
日本以外の旅館では、歯ブラシのサービスが普通ありません。
自分の歯ブラシ、歯磨き粉を持参する必要があります。
また、それぞれの国で、電化製品の差込口のカタチが違うので、アジャスター。
それから、充電器色々。

とにかく、旅行の準備は、あれやらこれやら、忘れ物がないように荷造りするのに一苦労でした。
そして、出発の時点で、トランクがいっぱい。
銀ちゃんの荷物も、相当の場所をとっています。

食べ物が減っていくにしても、お土産を入れる場所がほとんどないという出発時の状況。
結局、最後は、後部座席にまで荷物がいっぱいになる事態となりました。

荷物もいっぱい。思い出もいっぱい。の旅でした。

旅行 番外編 Ginちゃん事情

旅行中のGinちゃん、とっても元気に頑張ってくれたのは、お知らせしたとおり。

初めての街も、まったくhesitateすることなく、お散歩を精力的にこなしました。
初めての臭いがあちこちにあって、とっても楽しかったようです。

そして、ご飯。
やっぱり、毎朝、私たちが身支度をしていると、置いていかれるんじゃないかと食事もママならず、朝ごはんを完食した日は、一日もありませんでした。
移動日じゃなくても、この調子。
とにかく、銀ちゃんにとって大事なことは首輪をつけてもらい、バッグに入れてもらうこと。
ご飯よりも、そちらのほうが大事だったようです。

その分、夜ご飯は、モリモリ。
おうちに帰ってきて、皆がリラックスモードに入ると、とたんに食欲が出るようで、朝の分までしっかり食べていました。

お水も、基本的にホテルにいる間に飲むだけ。
夜中におきて、お水を飲むことも結構ありました。

そして、おトイレ。
実は、旅行2日目、1度だけ、粗相をさせてしまいました。
兎に角、天気が悪いのと、疲れていたのとで、私たちも、夜と朝のおトイレ散歩をさぼりぎみ。
もちろん、おしっこシートは敷いていますが、短期間で移動するホテルで、おトイレの場所を理解するのは難しいようです。
夜中に銀ちゃんはお水をガブ飲みし、朝方おトイレに行きたくなっていたようです。
今、思えば、確かに、夜中、困ったような声を出していました。
で、朝起きてみると、人間のおトイレの横に、おしっこの跡が。
プラスティックのシート張りのところでよかった。
きちんとお掃除できました。
でも、それからは、夜と朝、きちんとお散歩を日課にすることに。(基本的にKちゃん担当となりましたが)
銀ちゃんにはかわいそうな思いをさせてしまいました。反省。

レストラン事情ですが、
一度も、入店拒否されたことはありませんでした。
流石、メインランド・ヨーロッパ。犬天国ですね。
もちろん、きちんと躾けられていることが前提。
我が家の銀ちゃんは、入店を許してもらえる最低レベルでしょう。
これから、ますます頑張らなければ。

ただ、一点、パリのワンちゃんのウンチ。これひどいですね。
あちこちに、そのまま放置されています。
パリで唯一、綺麗な道だったのは、ブランド通りのSt Honoreくらい。
それ以外は、あちこち。
大好きなパリで、ワンコのお散歩禁止地区が増えないよう、パリの皆さん、ウンチの始末をお願いします。

旅行 最終日 後半

ParisからCalaisへは、3時間、ひたすら高速道路を進みます。

途中から、天気は怪しげ。かなりの雪が降ったりやんだりしています。
安全運転はKちゃんに託し、私はGinちゃんと、またまたお昼ね。

あっという間にCalaisに着きました。

まずは、Calais Vinsへ。お酒の問屋さんのようなところです。
イギリスは、酒税がとても高いため、イギリス人は、フランスにお酒を買いに来るそうです。
Kちゃんも、普段用のビールやらワインやら、沢山買い占めています。



次はCite Europeという、大型ショッピングエリアへ。
TescoにCarrefourといったスーパーのほか、H&M、AIGLE、AGATHA等、ファッションのお店も沢山入っています。
ユーロトンネルのチェックインまで、あと3時間近くあります。
ゆっくりショッピングをしましょう、ということで、お店を覗いていきます。

ショッピング中、お財布を開けた私。
あれ?クレジットカードが1枚ありません。
このカードを最後に使ったのは?と、レシートを見返します。
AGATHAシャンゼリゼ店でした。
慌ててお買い物をし、カードを返してもらい忘れたか、道で落としたか。
すぐに、お店に電話をかけます。
「カードの忘れ物をしたようなのですが」と問い合わせると、ありました。私のカード。
すぐにカード会社に電話をし、対処方法を尋ねると、カードは破棄してもらっていいとのこと。再発行の手続きもあっという間に完了しました。
というわけで、改めてAGATHAに電話。破棄をお願いしました。
本当にうっかりものです。

一応、決着がついたので、自分のお買い物はこれまでとし、本命の食材を買いにCarrefourへ。


食材以外にも、色々と売っています。家具やら、リネンやら、電気用品やら。



あっという間にカートがいっぱい。そして、気付けば、このお店を2時間近く歩き回っていました。
急がないと電車に乗り遅れてしまいます。


イギリスからのお客さんには、あらかじめ、Websiteから注文をしておくと、荷物をまとめておいてくれるというサービスがあるんですね。次回は、絶対に欲しいものはあらかじめ頼んでおこうかな。

予定のチェックインタイムまで、あと10分。急いでユーロトンネルに向かいます。
結構、雪が降ってきていますね。


イギリスからフランスへ渡るときは、Quarantineは通る必要がなかったのですが、フランスからイギリスへ入るときは、Check in前に、Quarantineオフィスに立ち寄る必要があります。
右側にかすかにワンコのpawマークが見えます。
そちらへ向かいます。


こちらが、Quarantineのオフィスです。ワンコ連れの人たちが次々とチェックを受けていきます。
Pet Passportを提出すると、係の人が、中味をすべて確認します。そして、マイクロチップナンバーの照合です。
ちゃんと、読み取れました。
合格の書類をもらい、車でチェックインへ向かいます。

Quarantineに立ち寄っている間に、もう、チェックインタイム、すぎちゃってますね。
次発の案内が出ている電車は、私たちが予約した電車の一つ後の電車です。

急いで、自動チェックイン機でチェックイン。
今回、Assignされた番号は、まだ乗車案内されていませんが、電車のところまで行ってしまえば乗せてもらえるかもしれません。
乗車口で30分も次の電車を待たされるより、待合室で待とうというKちゃんの提案を却下し、乗車口へ急いでもらいます。
取りあえず行ってしまいましょう。きっと乗せてくれるって。

パスポートチェックを抜け、電車の入り口へ。
やっぱり、係の人は、番号を気にしていないみたいです。
予定の電車に乗り込めました。


私たちが、最後の乗車のようですね。
間に合った。


ほっと一息です。

あっという間に電車は発車。そして30分でイギリスに到着です。
ここから、Oxfordまでは2時間半。
最後のドライブ、安全運転でいきましょう。

1時間半ほど走り、Londonを抜けるまでは順調だったのですが、
何だか、とっても怪しげなお天気。雪がちらついてきました。



雪はどんどん強くなり、スピードも出せない状況です。
脱落車も増えてきました。
そして、とうとう、追い越し車線は、雪が積もり、走れない状況に。

一応、スノータイヤを履いていますが、一度止まったら、発車できない状況になるかも。
という怖い道路状況です。
止まりそうな車を、頑張って追い越して進んでいきます。

ようやく、OXFORDに入ってきました。
一般道は、さらに雪が積もっています。



実は、この雪、30年ぶりの大雪の始まりでした。
歩行者は、雪に大はしゃぎして、雪合戦やら、雪だるまを作って楽しんでいます。
一方、車の人たちは、必死です。
ユーロトンネルで次の電車を待っていたら、さらに大変な事態になるところだったね、とKちゃんも私のゴリ押しを改めて評価してくれました。

何とか無事に帰宅できました。
ほっとするのも束の間、トランク、後部座席にいっぱいになっている荷物を家に運び入れます。
そして、Kちゃんはレンタカーの返却に。私は家の点検と荷ほどきです。

Ginちゃんは、やっぱり自分の家でほっとしたのか、急に元気が爆発です。
家を走り回って、確認。
そして、早速、いつもの場所でおトイレ。

旅行は楽しいけれど、やっぱり、家は落ち着きます。
今日からは、色々と、旅行の後片付けですね。
ぼちぼちやっていきましょう。


私たちを乗せて頑張ってくれたプジョー君。結局5000キロ近く、私たちを安全に運んでくれました。
お疲れ様でした。ありがとね。

旅行 最終日 前半

とうとう、2週間の、ドライブ旅行も最終日。
イギリスへ帰ります。

実は、また昨晩、体調を崩してしまった私。
ラーメンって消化が悪いんですよね。
胃腸の弱っている私では、消化しきれませんでした。

この旅行中、最悪の体調になってしまいましたが、もう、あとはイギリスに帰るだけですから、何とでもなれです。

午前中から、最後のお買い物なんて思っていたのですが、お昼まではホテルで休養をとってから帰ることに。
その間、KちゃんとGinちゃんは、恒例のモーニング・ウォークです。これが最後ですね。


朝のMoulin Rougeは、ちょっと大人しめです。



そして、最後の大掛かりなパッキング。荷物が次から次へ整頓されていきます。銀ちゃんも荷物の一部と化しています。

とうとう、出発。Calaisへ向かいます。

が、Kちゃんが、ここで提案してくれました。私が昨日立ち寄る時間がなかったヘアアクセサリーのお店、Agathaに寄ってから帰ろうと。
お店の前でおろしてくれるということに。
結局、旅行中、お買い物があまりできなかったので、最後にKちゃんからのプレゼントです。

凱旋門からシャンゼリゼを通りながら、Parisをドライブして、サンジェルマン・デ・プレにあるAgathaへ向かいます。



凱旋門の横側が見えてきました。


ここのRound Aboutは、すっごい交通量。そりゃそうです。12本の道がここで交わるんですから。通常、Round Aboutでは、中に入っている車が優先。右側通行のフランスでは、左から車が来ている限り、Round Aboutに入ってはいけません。
でも、ここは、何と言っても12本の道が交わる凱旋門。いつになっても車の流れが途切れる瞬間なんて無いんですから、無理してでも、どんどん入っていかなければなりません。一旦止まったら、二度と動けない自体にもなりかねません。
というわけで、Kちゃんにも、張り切って突入してもらいました。
皆、他の車をよけながら、右へ左へと動いていきます。
自分の出たい道で出られなければ、もう一周です。

このRound About、パリに住む辻仁成さんは、地獄絵図と称し、パリで運転するのは無理と言っているようですが、きっと、これを制する強かさが、真のパリジャンにはきっと必要でしょうね。
でも、やっぱり、怖いですね。



Kちゃんが頑張っている間、私は、呑気に、凱旋門をパチリ。だって、こんなに凱旋門の近くを周れることって、そんなにないですものね。


無事、シャンゼリゼへ抜けることができました。


銀ちゃんは、ちょっぴり怖かったようで、赤ちゃんの顔に戻って、ぺったりです。

と、ここで、Agatha、シャンゼリゼ店発見。慌てて停めてもらいます。


あれ、どこ行っちゃったの?と銀ちゃんが心配している間に、



沢山、ヘアクリップを購入してきた私でした。
今度は、なくさないようにしなくちゃ。



せっかく街中に出てきたので、もうしばらくParisをドライブです。ナポレオンの眠るInvalidesがまん前に見えてきました。
そして、左岸をセーヌ沿いに走り、
ジョルジュ・サンクを上り、再び、シャンゼリゼから凱旋門へ。



さようならParis。と感傷に浸る間もなく、また地獄絵図に突入。
あっという間にParisを後にしました。

実はこのとき、Parisに忘れ物をしていたことなどつゆ知らず。。。

旅行 13日目 後半



午前中に大事な用事を無事終えたので、午後は、ショッピングタイムです。結局、Paris滞在が3泊あったといっても、お買い物は平日にしかできないんですね。なので、この午後が唯一のショッピングタイム。

まずは、Passageをまわります。
デパートができる前は、Passageがショッピングの中心だったんだそうです。
鉄骨作りに、ガラスの屋根と大理石の壁が特徴。




Teddy Bearのお店も。レトロです。

浮世絵や、古い切手、コイン等も売られていました。

私のお目当てのお店、Comptoir de Famille(石鹸屋さん)は、この週末からのセールに備えての在庫整理でしょうか。
お店の人は中にいるのですが、残念ながらお休み。
また次の機会に。

Passageを通り抜けて、次はデパートへ。


ラファイエットも、まだまだクリスマスムードです。

プランタン内では、Ladureeを見つけ、マカロンを購入です。残念ながらRoseのマカロンは売り切れ。食べてみたかったなあ。もちろん、美味しかったですが、Dijonのマカロンのほうが、私は好きかな。

次は、日本のお店が集まる地区へ。
まずは、Book Off。
1ユーロ、2ユーロで、和書が沢山売られています。
今更ながら、るるぶParis編を購入。次に来るときのために。
それにしても、日本人以外のお客様が多いですね。

ParisのほうがLondonより、日本人の数が格段に多いというわけではないと思いますが、日本文化の導入は進んでいます。
フランスでのアニメブームもあり、日本文化に親しみを持っているんでしょうね。

次は、日本地区で夕食です。
Kちゃんの希望で、ラーメン屋さん「大勝軒」へ。
Parisなら、ラーメンのレベルも高いのかな?とちょっと期待です。

まずは、餃子。結構いけます。

次はラーメン。あれ?味が薄い。スープ薄めすぎじゃないですか?







まわりの日本人客も、味が薄いねえという声がちらほら聞こえます。

やっぱり、残念賞でした。
NYのラーメン屋さんも、美味しいところって、あまりなかったですものね。
日本で出しても恥ずかしくない味で勝負してもらいたいところです。


Ginちゃんも、あまり興味ないみたいですね。

夕食後は、Parisの最後の夜を満喫すべく、シャンゼリゼまでお散歩です。

途中で見かけた子供服屋さん。




このワンコのお人形も商品のようです。50ユーロくらいしています。結構、いいお値段がついていますね。
でも、色々な犬種があって、可愛い。



テクテク歩くと、Vendome広場が見えてきました。オベリスクですね。

St-Honoreをひたすら進みます。
ここはNYでいえば、Madisonのような感じ。
ブランドショップが、続いています。


この中で、ひときわ、私の目をひいたのが、mina Poe。老舗ブランドの中で、ちょっと異色な感じ。日本には来てるのかな。




でも、やっぱり、エルメス本店の豪華さには目を奪われます。
エルメスのシルクを使った気球でしょうか。


とうとう、シャンゼリゼに着きました。凱旋門も後ろに見えます。



今回のParisは、銀ちゃんと一緒ということを優先し、いつものようなお買い物三昧とはなりませんでした。
節約にも貢献してくれた銀ちゃんです。

また、一緒にParisに来られるといいね。銀ちゃん。

2010年1月17日日曜日

旅行 13日目 前半

今日は、Ginちゃんにとって、大イベント日。
獣医さんへ行く日です。
これをしなければ、Ginちゃん、イギリスへ帰ることができません。

イギリスに入るには、入国の(正確にはチェックインの)24時間から48時間前の間にノミ・ダニ駆除、条虫駆除の投薬を受ける必要があるのです。
かなり細かい決まりですね。

そこで、旅行の計画時から、いつどこで獣医さんに行くかが懸案事項でした。
当初は、ユーロトンネルのフランス側乗り場であるCalaisに1日前には到着し、そこで獣医さんに行こうと考えていたのですが(*Calaisには、イギリス検疫に詳しい獣医さんが多いという事情から)、
Calaisで2日過ごすのもね。ということになり、
それでは、Parisなら英語が喋れて、イギリス検疫も分かる獣医さんがいるだろう!と、Parisの獣医さんを探すことになったのです。

英語の話せる獣医さん。ということで、Parisのアメリカ大使館のWebsiteを見たりしたのですが、紹介してある獣医さん、いずれもHomepageがないのです。
電話をかけるのは、ちょっと敷居が高く、しばらくインターネットサーフィンを続けましたが、なかなかHomepageを持っている獣医さんは見つかりません。
Parisに住む日本人のBlogからも情報を探しましたが、基本的に彼らは、フランス語が話せる人。しかも、イギリスにワンコを連れて行ったことのある人なんていないようです。
そこで、悩んでいたところ、見つけたのが、日本人旅行者のBlog。

結構、沢山の日本人の方がParisにワンちゃんを連れて旅行に来ているんですね。
獣医さんに、日本に連れて帰る手続書類の作成を依頼されたとのこと。

何人かのBlogを拝見した結果、思い切って、ある方のBlogにコメントしてみました。
すると、即座に、大変親切に、お勧め獣医さん情報が返ってきました。

その獣医さん、やはりHomepageは無く、電話をかけざるを得なかったのですが、意を決して電話。はじめはフランス語でしか話ができないような言いっぷりでしたが、私の怪しいフランス語では埒が明かないということで、途中から英語に切り替えてくれ、何とか予約にこぎつけたというわけです。

前置きが長くなりましたが、今日訪問する獣医さんは、そういった経緯からようやく見つけた獣医さんなんです。

予約がきちんと入っているか心配なので、早めに出発です。
メトロに乗って出かけます。



予約時間の30分以上前に到着してしまいましたが、予約を確認するため、早速訪問。



まだ、自分の運命を知らない銀ちゃんは、なにやらワンコの臭いがするぞ、と興味津々。

よかった。予約ちゃんと入っていました。
まだ時間もあるので、近くの公園へお散歩へ出かけることに。


昨日訪れたサクレ・クールが遠くに見えます。


久しぶりの公園にGinちゃんも楽しげ。

診察の時間が迫ってきたので、病院へ戻ります。
早速、診察。投薬です。

私が傍にいると、とっても甘えん坊になるGinちゃん。
日本の獣医さんでも、奥に一人で連れて行かれると途端に素直になり、どんな処置もスムーズに受け入れるようなのです。
そこで、今日は、Kちゃんに任せ、私は待合室で待ちます。

Kちゃんが押さえ、先生が診察、投薬します。
まずは、健康状態のチェック。体を触ったり、熱を測ったりします。
が、熱の測り方は、基本的にお尻に体温計を入れて計るやり方。
Ginちゃんのキャッという声に、Kちゃんはタジタジ。
私にHelpの声がかかります。

仕方なく私も診察室へ。
次は投薬です。塗り薬と飲み薬。
塗り薬は、いつものフロントライン。これはGinちゃんもへっちゃらです。
次は飲み薬ですが。。。
見かけと違って、とっても頑固なGinちゃん。そう簡単には薬を飲みません。
先生がお口を閉めても、絶対飲み込まず、吐き出します。
Kちゃんは銀ちゃんを押さえるだけで精一杯。
私が、薬を喉まで押し込みます。ようやく、諦めてごっくりしてくれました。

そしてもっとも大事なのが、Pet Passportへの正確な記入です。
間違いがないか、私もダブル・チェックです。
大丈夫そうですね。

マリアンヌ先生と記念に1枚。
先生も、Ginちゃんを気に入ってくれ、自分のカメラでも撮って!とカメラを引っ張りだしてきました。
Ginちゃんは、薬を飲まされ、お尻に体温計を突っ込まれと、もうヘトヘト。顔が強張ってます。



今日の、一番大事な用事が終わったので、今日は早めにランチへ。
狙いは、マレ地区のGlouというお店。
こちらも、日本の雑誌によく紹介されている人気店です。



開店の時間ぴったりに到着。今日は、ランチ楽しめそうです。

でも、黒板のメニューが読めません。お姉さんに大方、説明してもらい、私はデザートつき。Kちゃんはデザートなしのメニューを注文。
メインは、別々のものにすることに。


スパイスをちょっぴり効かせたスープの上にイベリコ豚が乗っています。
うわ。美味しい!と思わずにっこりしてしまう、美味しいスープでした。
(メニューを読める方。これ、何のスープだったんでしょう。教えてください。)


メインは私がリゾット。
ウニのメレンゲがふわっと乗せられています。
これまた最高。



旅行も本当に終盤。Ginちゃんも、だいぶ、レストランでのマナー身についてきました。


Kちゃんのメインは、ビーフ。
お肉がとっても柔らかくて、とってもいい香り。味ももちろん絶品。


銀ちゃん、やっぱり牛肉にはとっても弱いです。Kちゃんの足元に移動しておねだりのお座りです。




そして、デザートのアップルタルト。
うん。これももちろん、いけます。

大満足のランチとなりました。流石、Parisの新進気鋭のお店です。
しばらくすると、ほぼ満席になりました。
場所柄か、お客様は、特に小粋なmousieurが多かったですね。

ランチの後は、マレ散策。

本屋さんも雑然としているようで素敵。

Kちゃんが本屋さんでゆっくり本を探している間、私とGinちゃんは、洋服やさん、雑貨やさん、ワンコショップ、紅茶やさんなどを次々と周ります。
前回、銀ちゃんのクッションベッドを買ったBHV。今回も覗いてみましたが、気に入るものがなく、今日のご褒美のお菓子だけ購入。

ようやくKちゃんと合流し、一旦、ホテルへ帰ることに。
Ginちゃんの大事なパスポート、なくしたら大変ですものね。

今回は、はじめてParisのバスに乗ってみました。


Ginちゃんはバスにも馴れています。

このバス、実は、ホテルへのアクセスが非常によく、ホテルのほぼまん前までつれてきてくれました。


ここのホテル、Ginちゃん、相当なじんできたようで、お部屋まで一直線です。