2009年11月3日火曜日

ケージ

今回、ギンちゃんの輸送用に利用したケージは、
Atlas 30という、イタリアのFerplast社のもの。



これを今回利用するのにも、かなりのトラブルがありました。

まず、当初、購入したのはAtlas 20 Deluxという、これもFerplast社のもの。IATA基準(ケージの材質。大きさ等が細かく規定されています。ただ、IATA推薦というようなお墨付きを個別に与えることはしないというポリシーなので、自分の責任でチェックする必要があります)も満たしている上、掲載されたケージの大きさを見ると、ギンちゃんのサイズにぴったり。そして軽い。
数日後にオンラインで到着し、ギンちゃんも入ってみましたが、あれ?頭がごつんと言っています。
きちんとギンちゃんのサイズを測って買ったのですが、WEBに掲載されたケージの大きさは、外寸。
実際に入ってみると内寸は相当小さくなることが分かったのです。

そこで、このケージは返品することに。

今度は、間違いないサイズのケージを買おうと、外寸の記載しかない広告には、内寸の問い合わせをし、結局選んだのがAtlas 30。なんといっても軽いところが、魅力です。
これより大きくなるとタイヤがくっつき、重くても運べるようにはなるのですが、成田まで公共交通を使って運ぶことを考えると、やはりAtlas30の大きさが限界。

そしてAtlas 30を注文し、到着。

今度は大きさはばっちり。IATAで要求されている、細かなサイズ基準を満たしています。

しかし。。。再度IATA基準を丁寧に読んでみると、ケージの横、4面に空気穴が必要とされています。
が、Atlas 30には、バックサイドに穴がない。(広告の写真だとバックまで見えないんです。)
IATA基準を満たすと広告には書いてあるのに、何で???

というわけで、また売り先へ電話し、事情を説明。先方の調査の結果、IATA基準が昨年あたりに改定され、従前の基準であればOKだったとのこと。
またまた返品ということに。
ただ、先方も、もう返品されても困るので、こちらで処分してほしいとのこと。

それでは処分をしようと思ったところ、ためしに穴が開けられないかやってみようという案が浮上し、穴あけドリルを急遽レンタルし、IATA基準の見本の絵を真似しながら、穴を開けて、やすりがけしてみました。
近くで見ると、手作り感がありますが、遠目でみれば普通に売り物に見えます。

うん。いけるね。というわけで、無事Atlas 30+手作り穴付きを利用して、ギンちゃんはイギリスへ移動してきたのでした。
日通さんも、まったく、手作り穴には気付いていないようでした。

引越しの忙しい中、思いがけないひと手間がかかることとなりました。。。

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