2010年4月24日土曜日

新しくて、綺麗ではない

Oxford Universityには、Language Centreという、語学を専門にする学校が設置されています。
Oxford入りした当初、英語のクラスに入れてもらおうと申し込んだのですが、希望者が多く、残念ながら入れてもらえず。

が、先月、Language Centreから、日本語を勉強する学生のコンバセーション・パートナーになってほしいという依頼メールがありました。

NYにいたときにも、沢山のアメリカ人に、会話のパートナーになってもらい、本当に助かったことを思い出し、私も、このオファーを受けることにしました。

今月になって、私のパートナーが決まりました。
23歳のイギリス人の大学院生。哲学のPhDを取るべく勉強中の男の子です。
そして、昨日、第1回ミーティング。

が、あらかじめ、先生から聞いていたものの、本当に初級レベルの日本語しか話せない状況。
話す内容も限られてきます。
英語で話したら、私の英会話の練習になっちゃうので、できるだけ日本語でと思うのですが、私が話すことは、よくわからないようなので、どうしても英語で話す時間が半分以上になってしまいました。
うーん。次回以降、どうしたらいいのかなあ。

でも、彼と話すことで、日本語の難しさを私も再確認。
例えば、数の数え方。「7」が「しち」となるときと「なな」となるときの区別。これは覚えるしかないですよね。
それから、「●●してしまった」という日本語。「してしまう」というのに、ぴったりはまる英語って何でしょうね。

さらに、彼が言った言葉で「僕のカレッジは、新しくて、綺麗ではない」???
「新しいのに汚い」って、どういうことかなあと私も混乱。
もう一度、どういう意味で言ったのか尋ねると、「綺麗ではない」=「Not Pretty」とのこと。
私はてっきり「Not Clean。Dirty」と考えたのですが、彼が言うには、「コンクリート造で、歴史のある建物ではなく、Uglyだ」と言いたかったとのこと。
そういう意味だとすると、何という言葉が、誤解を生まない日本語なんでしょうね。
「新しくて、素敵ではない」とかになるのかなあ。

この、Conversation Partner、私にとっても、面白い経験になりそうです。
きっと、私がNYで発していた英語。
私のパートナーにとっては、意味不明な言葉が多かったでしょうね。

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